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冬季のプールトレーニングと成果報告

  • 執筆者の写真: Aki
    Aki
  • 4月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月23日

撮影:@aafreedive


こんにちは。AKIです。


遅ればせながら、2025年初から3月上旬までの冬季トレーニングの成果と、3月に出場したプールフリーダイビング日本選手権での結果、日本代表選出のご報告をさせて頂きます。

トレーニング中に得た気づきや新しい試みによって得た収穫についても触れたいと思います。



もくじ


冬季トレーニングの概要


2024年12月31日から2025年3月中旬までの約2.5ヵ月間、東京に拠点を移し、週に3〜5回の頻度でプールでのフリーダイビングバディ練習や一般スイミングプールでの水泳やフォーム練習、陸上での筋力トレーニング(ドライトレーニング)を組み合わせた集中トレーニングを行いました。


今回のトレーニングの主な目的は次の3つでした。

  1. 海洋競技に向けた基礎体力・筋力の底上げ

  2. プール種目の自己ベスト(PB)の更新を通じて、昨年の自分を超える

  3. 2025年6月下旬から日本で開催されるAIDAプール世界選手権への出場権を獲得する


実際には、上京後すぐにひどい風邪をひいてしまい、最初の3週間はまったく練習できず…。

さらに大会前の1週間もほぼ完全休養にあてる必要があり、結果的に実質の練習期間は1.5ヵ月程度になってしまいました。正直、焦りと不安を感じながらの調整となりました。



プールフリーダイビング日本選手権2025 結果報告


2025年3月15・16日に開催された日本選手権では、3種目に出場しました。


  • STA(スタティック・アプネア):5分45秒

 → 自己ベストを6秒更新!


  • DYNB(ダイナミック・バイフィン):161m

 → 自己ベストタイ。ダイブタイムは2分35秒で、昨年より泳いでいられる時間が増えましたが、泳ぐペースが少し落ちました。


  • DNF(ダイナミック・ノーフィン):80m

 → フォームを調整しきれず、75m申告を超えた時点で翌日の競技に備えて上がりました。


結果的に、現時点で世界選手権の代表内定を得られたのは以下の2種目です:

  • DNF(昨年記録した125mのランキング記録により選出)

  • STA


日本選手権終了時点で代表に選ばれるとは思っておらず、また満足できる記録を残せず残念ですが、折角日本で開催される世界選手権、今後も調整を続けて力を出し切りたいと思います。


日本代表については以下の日本フリーダイビング協会ホームページをご参照ください。




トレーニングを振り返って


特に印象的だったのは、今年初めて東京アクアティクスセンターで練習したときの衝撃です。

DYNBで110mちょっとしか泳げず、昨年春からほとんどプールトレーニングをしていなかった自分の“劣化”を痛感しました。PB(161m)まで50mも差があり、かなり絶望的な気持ちになったのを覚えています。


そこから、きついながらも粘り強くトレーニングを積み、最終的にPBタイまで戻すことができました。短期間でも結果を出すには、やはりトレーニングはきつくなってしまい、メンタル的にも1.5ヵ月程度が限界だったと思います。

やはり、長期的には「通年でのゆるやかなプールトレーニング」が必要だと再確認したシーズンでした。



次回の記事では、実際のトレーニングの中で取り入れてみた新しいチャレンジや、試してみて気づいたことを詳しくご紹介します。



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